苔のカエルの雑記録

~ここは関東のとある限界集落~山間の田舎暮らしをつづっています

雨が降ったのはよかったのですが

今日(3/15)の朝、たぶん5時ごろだと思いますが、雨が降りました。音を立てて降っていました。庭に水たまりができていたので、それなりの量が降ったようです。

昨日の朝も少々雨は降ったようですが、たいしたことはなくあまり湿ってはいませんでした。だから今朝の雨は、まとまった雨としては久々のものです。昨日はニンジンの種を蒔いたので、これはよかった。ほかの植物にも待望の雨というところでしょう。

雨が降ってすぐに生き生きしてくるのは、やはり苔です。苔は乾燥すると萎れたり枯れたりしたように見えますが、完全に枯れてさえいなければ、水分を得ることで見る間に復活して緑を取り戻すことが多いんですよ。

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これはコツボゴケという苔です。雨をかぶって瑞々しい姿をしています。水滴が滴っているのがいい感じです。苔好きにはたまりません。我が家の裏の石垣に自生しています。

沢のほうへも足をのばしてみました。

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雨上がりなので、沢の石に生える苔が鮮やかな緑色になっているのですが、写真ではそれがあまり出ないのが残念です。苔の色に由来するモスグリーンというのは、くすんだ黄緑色をいいますが、苔は雨で元気を取り戻せば、かなり鮮やかな緑色になってきれいなんです。

ただ、スギ花粉が

雨は杉にも恩恵を与えます。雨上がりは花粉の飛散が勢いを増します。

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午後2時頃ですが、山が霞んでいます。スギ花粉のためです。煙のように見えるのも飛び出したスギ花粉です。すごいでしょ。見ようによっては山火事のようです。う~ん、見ているだけで目がかゆくなります。ここ数日が飛散のピークになるでしょう。花粉症の人間にはつらい時期です。