苔のカエルの雑記録

~ここは関東のとある限界集落~山間の田舎暮らしをつづっています

苔を育てる 3

夏を越したハイゴケ

10月も今日で終わり。朝晩はかなり涼しくなってきました。というか、私の住んでいるあたりでは、もう冬の一歩手前という感じです。ただ、日中、陽が射すとまだ暑いんですよね。畑にいたりすると半袖でもいいくらいです。

こちらは、今年のただならぬ暑い夏を無事に乗り切ったハイゴケの現在の様子です。

密度が非常に濃くなり、「苔の絨毯」という感じに育ちました。

今年の春のはじめの頃にはこのような様子でしたから、ひと夏でかなり育ったのがよくわかります。

育成

こちらのハイゴケは、水やりを含めてほぼ手を掛けないかたちで育てました。夏のはじめに非常に雨の少ない時期があったため、その時だけ水をあげましたが、それ以外は自然の雨と湿気に任せてきました。

ハイゴケは乾燥に強い種ですので、ある程度まで大きくなれば、水やりは不要というのが基本です。むしろ過度の水やりはカビを誘発します。

ただ少々注意が必要な点があります。ハイゴケは日陰を好みません。というか直射日光が当たる場所を好みます。このハイゴケを置いた場所もどちらかというと、よく太陽光が当たる場所です。

ただ、盛夏の陽光にはやはりある程度の対策が必要かな考えました。そこで遮光ネットをつかって、ある程度の夏の強烈な太陽光を軽減する対策を行いました。

この段階まで来て、うまく育てるためにはハイゴケでもやはり遮光は必要だな、というのが今回育ててみての実感です。30~50%の遮光がちょうどよいのではないかというのが感覚です。