半年経過
以前にこのブログで紹介した種苗用のトレーで育てているハイゴケですが、夏を越してだいぶいい感じに育ってきました。
10㎜程度のやや大きめに粉砕したハイゴケを撒きゴケして、およそ半年でこの状態になりました。
写真撮影のために外していますが、普段は薄い不織布を全体に掛けています。そのおおいのおかげで、屋外の木陰に置いていても落葉や枝等の混入が少なく、非常に奇麗な状態を保っています。
ご覧のように茶色く変色しているものはありませんし、それぞれの株も力強く育っているのがわかります。ハイゴケの特徴である、緑の絨毯のような形状をしっかり形成できているのは嬉しいところです。
やはり環境が大事
このハイゴケは、ある程度の大きさに成長してからは、ほとんど自然の雨だけで育成してきました。
トレーを置いている場所が、日光を適度に遮る木々があり、またそれらが適度に湿度も保ってくれるという苔にとっては好条件にあるため、それが可能になっています。
やはり、苔を含めた植物の育成には環境の影響が大きいことを改めて感じます。