苔のカエルの雑記録

~ここは関東のとある限界集落~山間の田舎暮らしをつづっています

サワゴケの移植

また台風が近づいてきているようです。

それもあってか、ここ数日、雨が降ったり止んだりを繰り返しています。

秋分の日の今日も朝から天気はこんな感じ。

気温は高くはありませんが、湿度が高いので霧がずっと湧いています。

9月は好期

雨が降っているので、家の中での作業。

今日は、育てているサワゴケの株から、わさわさと出てきている一部の新芽を別の容器に移植しました。

今回は試みとして、やや大きめの川砂利のみを使用してやってみることにしました。

我が家の近くにあるサワゴケの自生地は岩場です。ならば、砂利だけでも育つのではないか、と考えての実験です。

苔は一般植物でいうところの根はありませんし、土壌の栄養はほぼ必要としませんので育成に問題はないと思います。が、砂利のみでは保水性に難があるので、水の管理はより細かくやる必要があるでしょう。

これについては、蓋なしの容器を使って、戸外で育ててみようかと考えています。

ちなみに、屋外で苔を撒き苔したり移植したりするのに適している時期は、春と秋です。秋は9月が好期です。

9月は盛夏のときのように最高気温が高くはなく、しかし最低気温はそれほど下がらないという環境のため、それに適した時期とされています。これは寒くなる前に、苔をある程度まで成長させ、冬を乗り切るためです。

もちろん、屋内で育てるテラリウムなどでは温度管理をすれば時期はあまり関係ありません。ただ、やはり苔をうまく成長させるには、屋内でも春と秋の時期を狙って苔を撒いたりする方が結果的にはいいようですね。