シノブゴケの周りにカビが
屋外のトレーで育てているシノブゴケに、カビが出てしまいました。
2カ月ほど前に撒きゴケ(=細かくした苔を撒いて増やす方法)をしたものです。
ある程度大きくなってきて一安心していたのですが、少し茶色になってしまった部分が出てきました。そこで与える水分を多めにしたところ、あっという間にカビが発生してしまいました。
このところ梅雨らしい天候が続いていましたからね☔。そのせいもあるのかもしれません。
シノブゴケは暑さに特に弱いわけではありませんが、日陰で比較的高湿度の環境を好みますので、同じマット状に拡がる苔の中でも直射日光や乾燥にも強さのあるハイゴケに比べると、どうしてもカビを生じさせてしまうリスクが高くなります。
水分を少なくして乾燥させればカビは出にくくなりますが、シノブゴケの場合は乾燥が続くとすぐに葉先が茶色に変色し始めてしまいます。特に大きなトレーでシノブゴケを育てるときは(外で育てていますので)そのあたりの水分のバランスが、けっこう難しい苔であるように私は感じています。
このシノブゴケのトレーですが、殺菌剤を撒くのはちょっと後回しにして、水分の調整をしながらしばらく様子を見てみたみたいと考えています。