彼岸になり朝晩はまだ寒いものの、やはり日中は陽気が春らしくなってきました。
都内をはじめ、熊谷などからもソメイヨシノの開花が聞こえてきています。
標高の高い我が家の辺りではソメイヨシノが花を開かせるのはもう少し先でしょうが、それでも冬から本格的な春への変化はしっかりと感じます。
苔の様子
春になり花もいいですが、やはり苔が気になります。
一週間前くらいから、我が家で育てている苔の様子も変わりはじめています。
これはトレーで育てているハイゴケです。
茎が急に太くなった気がします。
丈も伸びてきたようです。
こちらは秋に撒きゴケした、シノブゴケです。
まだ弱々しいですが、新芽が出ていますね。
朝晩の寒さ、それと乾燥に気をつけないといけません。
これは昨年の晩夏に移植したスギゴケです。
部屋の中の密閉容器で育てています。
写真の右部分の大きいものは移植したもので、左部分の小さいものはそれらから胞子によって増えたものです。
左の若い部分は、ここ数日で急に大きくなりました。
こちらは、このブログでよく紹介している砂利だけ育成のサワゴケです。
よく見ると、小さな新芽がたくさん出ているのがわかります。
これも水分管理が大事な時期です。
これは別のサワゴケです。
室内の密閉容器で育てているものですが、やはり密閉容器の場合は、ひょろ長い外観に育ってしまいます。
すでにタマゴケ科(サワゴケはタマゴケに近い種です)の特徴である球形の朔が新しく出ています。やはり、この蒴は良いですね!
見た目はちょっと弱々しい感じですが、しっかりと丈夫に育っているようです。