新年度に入り数日たちました。
いつの間にかもう4月という感じです。
我が家の周辺のソメイヨシノは、昨日あたりから散りはじめました。
新年度に入ったので、育てている苔について、これから私なりの育て方や試みの報告などを不定期ですがこのブログで綴っていきたいと思います。
シノブゴケ
最初はシノブゴケです。
大型のトレーに晩秋に撒きゴケして、冬を越した状況がこちらです。
暖房設備のない室内に置き、ビニール袋を被せて多湿の環境におきました。
真冬には朝の気温が氷点下近くまで下がり、昼は概ね10℃くらいになる環境です。
水やりに関しては土が乾いたら霧吹きで湿らす程度にしました。
シノブゴケについては、撒きゴケで育てる場合はビニール袋等を被せて高湿度を常時維持しないと、ほとんど成長しないというのが私の経験からの印象です。
写真の大きさくらいに育ってからは、ビニール袋を開け、風を通す時間を多くしていきます。
こちらは、前出のものより少し早く蒔きゴケしたシノブゴケです。
葉がだいぶ出揃ってきているのがわかります。
こうなるともうビニール袋は必要ないでしょう。
暖かくなってきたので、多湿の環境はカビの発生リスクを高めます。その点からもビニール袋は外します。
ただ、シノブゴケは比較的多湿を好む苔なので、うっかり水やりを忘れてしまうと一気に萎れてしまいます。苔は萎れても水を与えれば簡単に復活する場合がほとんどなのですが、写真のようにまだ若いものは壊滅してしまう場合もあります。水分管理には注意していきたいところです。