食べられません
身近なシダ植物をご紹介。今回はイヌワラビです。
イヌワラビは園芸で人気のあるシダです。我が家の近くにも自生していますが、イヌワラビは観葉植物として何種類かの園芸品種が存在します。葉の色が緑色でないものもあり、そういうところからも人気のある種類です。
室内用の鉢植えでの観葉植物としてだけだでなく、庭園を飾るために植えられることも多くあります。
野生種は北海道から九州まで広く分布していて、林や森の林床(木の根元)などで比較的容易に見つけることができます。
背の高さは30~40㎝が多く見られますが、70㎝を超える大きさになるものもあります。
湿った場所が好みです。そして強い陽光が当たる場所や乾燥は苦手ですので、育てる場合はその点に注意する必要があります。
また多くのシダ植物に共通することですが、直射日光が長時間当たるとイヌワラビも葉焼けを起こしてしまいます。
なお、ワラビと名が付いていますが、食べることはできません。ご注意を! イヌワラビという名前も食べられないことに由来するという説があります。