見つけました
3月29日の記事で、ゼニゴケについて書きました。
その後半部分の内容は、ゼニゴケの増え方についてでした。
一つはクローン増殖。
もう一つは、胞子による方法です。
今回は、胞子による方法の続編です。
ゼニゴケには雄株と雌株があり、それぞれが形の異なる器床をつけます。
3月29日のブログでは、雄株の雄器床しか画像を紹介できませんでしたが、今回、雌株の器床を見つけ、写真に収めることができました。
これが雌器床です。ここに卵ができます。なんだかヤシの木みたいでしょ。
これに雄株の器床から出た精子が付くと、胞子が形成されるわけです。
ちなみに、現在の雄株の様子はこんな感じです。
それぞれの形を知っていれば、雄株と雌株の違いは一目瞭然です。時期としては、雌株の器床の方が一月くらい出てくるのが遅いでしょうか。
自然界では雄株と雌株が近接で生えることが少ないというのは、3月29日のときに既述のとおりです。
この画像の雄株と雌株も直線距離にして500mほど離れていますので、これらの精子と卵が受精することはまずないでしょうね。