ケマン(華鬘)
ミヤマキケマンの花が咲いているのを見つけました。
家から2、3分のところです。
本来ならもう少し後の時期に咲く花かな、とも思いますが、やはり暖かいのでしょうね。
ケマン(華鬘)という植物の仲間で、そのなかでもキケマン(黄華鬘)という種類に属します。
本州の、近畿から東の山地に広く自生しているようです。背丈はおおよそ20~30㎝ほどで、なかには50㎝くらいに成長するものもあります。陽当たりの良い法面などで見かけることが多い植物です。
御覧のとおり、黄色の小さな花を密集させて咲かせます。一つ一つの花の形はちょっとラッパのようで、見ようによってはかわいい花だとおもいます。
ただ、このミヤマキケマンは傷つけると悪臭を放ち、加えて全草に毒があります。(ケマンの種類は総じて有毒なようです)。
絶対に食べてはいけない野草です。誤って食すと、嘔吐、昏睡、呼吸麻痺、心臓麻痺を起こす危険があります。ご注意を!