苔のカエルの雑記録

~ここは関東のとある限界集落~山間の田舎暮らしをつづっています

雪解けとワラビ

やっと雪解け

標高が500mにもなると、降った雪は日陰ではそう簡単に消えません。

特に2月初旬に降った雪で日陰の北斜面のものは、なかなか解けないんですよね。

雪が凍り付いてしまうためです。

南斜面の陽当たりのいいところでは数日で雪などなくなってしまいますが、そのへんは場所によって大きく違います。

こういうとことろを見ていくと、畑の具合を観察するいい材料になります。

我が家の畑にも、あまり陽当たりのよくない場所にあるものがあり、そこにはまだまだ雪が残っています。

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これは本日(3/2)の昼頃に撮影したものです。

ここは隣がスギ林のために、真冬はほとんど太陽光が当たりません。

それでもこのところの春を先取りしたような陽気で、やっと雪が消えそうです。

あと2、3日もすれば雪は跡形もなくなくなるでしょう。

実はここ、ワラビの群生地です

ここは、ちょっと特別な場所なんですよ。

4月の後半になると、写真の中央部の斜面は山菜のワラビが群立するのです。

嘘みたいに一帯がワラビだらけになります。

おそらく、この陽当たりの悪さが、ワラビの好みにぴったりなのでしょう。

ただ、ほかにも日陰はたくさんあるのに、この場所以上にワラビに好まれている場所はありません。

湿度や土壌の質など、いろいろと好条件がそろっているのでしょうが、正直よくわかりません。

もしかしたら、雪解けの遅さも一役かっているのかもしれませんね。

自然の面白いところです。