大正か明治に建築
我が家はいわゆる古民家です。
増改築はされていますが、基本部分が建ったのは大正時代、あるいは明治時代です。
はっきりした記録が残っていないので、詳しいことはわかりません。
家の内部には、いまも古い梁や柱がむき出しになっている場所もあります。
黒い梁は囲炉裏の煙でいぶされたものです。
壁が黒いのも煤ですね。
母屋の二階部分にあるこの黒い梁はかなり古いもののようで、使用されている材木も時代を感じさせる粗削りなものです。
50年ほど前までは、この下で蚕を飼っていました。
その後は、蒟蒻芋の冬の貯蔵庫として使用していたのですが、いまは物置です。
リフォームもしています
手を入れた部分も、もちろんあります。
ただ、リフォームをするとなると、どうしてもこうなってしまいます。
梁を隠そうとすると、天井が異様に低くなるためです。
時代が交錯した不思議な空間という感じです。
まあ、こういうのも悪くないと思って住んでいます。